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1999-01-07
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25KB
|
552 lines
MultiCalendar
Copyright 1995-1999 ImageLink, Inc.
1.概要
MultiCalendarをダウンロードしていただき、ありがとうございます。
このソフトウェアは、
・常に起動しておけるカレンダー・アプリケーション
・メモリ容量を圧迫しない範囲での多機能
・直感的な使いやすさ
というコンセプトで作成されました。
2.動作条件
System 7 または漢字トーク7以降のシステム・ソフトウェア
Power Macintoshではネイティブ・コードで動作
3.インストール方法
MultiCalendarは、以下のファイルで構成されています。
・MultiCalendar...本体 (680x0・PowerPC両用)
・MultiCalendar.res...日本語リソースファイル
MultiCalendarを日本語表示にする(本体のみでは英語表示)ファイル。
日本語表示にするときは、必ず本体と同じフォルダ内に置いて下さい。
・MCBackPicture.res...背景画リソースファイル
MultiCalendarに背景画を追加するリソースファイル。
背景画表示を行う場合は、必ず本体と同じフォルダ内に置いて下さい。
・MCS2Text...スケジュールファイルをテキストファイルに変換するツール。
・MultiCalendar説明...このドキュメントです。
・MultiCal.DB...データベースファイル(起動後に自動作成される)
・Schedule.MCS...スケジュールファイル(スケジュール使用後に自動作成される)
新規にインストールする場合は、「MultiCalendar」「MultiCalendar.res」「MCBackPicture.res」をコピーするか、またはパッケージを解凍して出来たフォルダを丸ごとコピーして下さい。
現在使用しているMultiCalendarを更新する場合は、「MultiCalendar」と「MultiCalendar.res」だけを旧バージョンのものと入れ替えます。そうすれば、設定済みのスケジュールやデータベース、背景画をそのまま継続して使用することが出来ます。
「MultiCalendar」と「MultiCalendar.res」は、同じパッケージに入ったものを使用して下さい。異なるバージョンで組み合わせると、正常に動作しません。
「MultiCalendar.res」を削除すれば英語表示となります。
4.基本的な使い方
1.MultiCalendarをダブルクリックすると、起動します。
起動すると、MultiCalendarのタイトル・ダイアログが表示されることがあります。詳しくは「10.登録について」のところをお読み下さい。
2.「ファイル」メニューから「カレンダーを開く」を選ぶと、現在の日付のカレンダーを表示したウィンドゥが現れます。
3.下の4つのボタンを押すと、表示内容が変わります。
ボタンの内容は、左から「去年」「先月」「来月」「来年」です。
(「カレンダー」メニューと同様)
「先月」または「来月」ボタンをしばらく押し続けると、月を選択するメニューが表示されるので、そこから月を指定することもできます。
「去年」または「来年」ボタンをしばらく押し続けると、前後五年間の西暦を選択するメニューが表示されるので、そこから年を指定することもできます。
4.右上のズームボタンをクリックすると、カレンダーの大きさを切り換えることが出来ます。
5.カレンダー上の日付をクリックすると、スケジュール編集画面が表示されます。
→6.スケジューラー
6.「ファイル」メニューから「終了」を選ぶと、終了します。
5.メニュー構成
1.アップルメニュー
・MultiCalendarについて:MultiCalendarのバージョン情報、スケジュールの使用状況が表示されます。 →6.スケジューラー
2.「ファイル」メニュー
・カレンダーを開く:新規のカレンダー・ウィンドゥを開きます。
・スケジュールを開く:別のスケジュール・ファイルを開きます。 →6.スケジューラー
・閉じる:表示されているウィンドゥを閉じます。
・スケジュールを別名で保存 :現在使用しているスケジュールを、別の名前でファイルに保存します 。→6.スケジューラー
・用紙設定:プリンターの用紙を設定します。
・プリント: 表示されているウィンドゥの内容を印刷します。
・初期設定: MultiCalendarの使用状態を変更します。 →8.初期設定
・終了: MultiCalendarを終了します。
3.「編集」メニュー
・カット:
スケジュール・ウィンドゥの場合、文字入力部の選択された範囲をカットし、クリップボードに選択された範囲の内容を入れます。
・コピー:
スケジュール・ウィンドゥの場合、文字入力部の選択された範囲をコピーし、クリップボードに選択された範囲の内容を入れます。
スケジュール・ウィンドゥ以外の場合、 表示されているウィンドゥの内容を、クリップボードにピクチャとしてコピーします。
・ペースト:
スケジュール・ウィンドゥの場合、文字入力部のカーソル位置に、クリップボードの内容を挿入します。
カレンダー・ウィンドゥの場合、クリップボードに入っているピクチャを、背景画として貼りつけます。
・消去:
スケジュール・ウィンドゥの場合、文字入力部の選択された範囲を消去します。
カレンダー・ウィンドゥの場合、ユーザーによって貼りつけられていた背景画を消去します。
・ 全体を選択:
スケジュール・ウィンドゥの場合、文字入力部の全内容を選択します。
4.「カレンダー」メニュー
現在一番上に表示されているウィンドゥに対して日付操作を行います。
・去年: 一年前にジャンプします。
・先月:先月にジャンプします。
・現在:現在の日付にジャンプします。
・来月:来月にジャンプします。
・来年:一年後にジャンプします。
・日付と時間の設定:日付と時間を数値入力で設定します。
5.「ウィンドゥ」メニュー
現在開いているウィンドゥの一覧が追加されて行きます。
「その他のウィンドゥ」の下に、以下の内容のサブメニューが現れます。
・バイオリズム:バイオリズム・ウィンドゥを表示します。 →7.その他のウィンドゥ
・相性:相性診断ウィンドゥを表示します。 →7.その他のウィンドゥ
・月:今日の月齢を表示します。 →7.その他のウィンドゥ
・スケジュール:スケジュール・ウィンドゥを表示します。 →6.スケジューラー
6.スケジューラー
1.スケジュール・ウィンドゥについて
スケジュール・ウィンドゥは、左側のスケジュール・リストと、右側のスケジュール設定内容表示の二つからなっており、追加、変更が常に可能になっています。
スケジュール・ウィンドゥのタイトルバーには、現在使用されているスケジュール・ファイルの名前が表示されます。
2.スケジュールの新規登録
カレンダー上の日付をシングルクリックすると、スケジュール・ウィンドゥが出ていない場合はスケジュール・ウィンドゥが開かれて、指定された日付の設定が表示されます。
また、 スケジュール設定内容表示部に何も表示されていないとき、文字入力部に文字を入力、もしくは文字をペーストまたはドラッグした場合、現在の日付の設定が表示されます。
「追加」を押すと、スケジュールが追加されます。
「取消」を押すと、設定内容は消去され、スケジュールの追加は中止されます。
3.スケジュールの変更
カレンダー上の日付をシングルクリックして、もしその日に設定済みのスケジュールがあった場合、または スケジュール・ウィンドゥのスケジュール・リストからスケジュールを呼び出した場合、ウィンドゥの右半分に選択されたスケジュールの設定内容が表示され、スケジュールの追加、変更、削除ができます。
「変更」を押すと、選択されたスケジュールは変更されます。
「追加」を押すと、設定された内容の新たなスケジュールが追加されます。
「削除」を押すと、選択されたスケジュールは削除されます。
「取消」を押すと、設定内容は消去され、スケジュールの変更は中止されます。
4.スケジュール編集画面の機能
スケジュール設定内容表示部は、上半分が文字入力部、下半分が設定部になっています。
設定部は、以下のようになっています。
・日付:スケジュール動作を起こす日時を指定します。
クリックすると、日付と時間をダイアログで設定します。
・時間:スケジュール動作を起こす時間を指定します。
クリックすると、時、分、秒それぞれのポップアップメニューが表示されます。
・カラー(右上の四角形):スケジュール・マーカーの色を指定します。
クリックすると、カラー指定のポップアップメニューが表示されるます。
・動作タイプ:スケジュール動作の実行形式を指定します。
クリックすると、以下の内容のポップアップメニューが表示されるます。
・ノーマル:指定された日時に動作を起こします。
・毎日:毎日、指定された時間に動作を起こします。
・毎週日曜〜毎週土曜:指定された曜日の、指定された時間に動作を起こします。
・毎月:毎月指定された日の、指定された時間に動作を起こします。
・毎年:毎年指定された月日の、指定された時間に動作を起こします。
・実行後に削除: 動作を実行した後に、スケジュールを削除します。
・動作モード:スケジュール動作の実行形式を指定します。
クリックすると、以下の内容のポップアップメニューが表示されるます。
・メッセージを表示: 指定された日時に、登録したメッセージを表示します。
・アプリケーションを起動: 指定された日時に、指定されたアプリケーションを起動します。
このチェックボックスを押すと、アプリケーションを指定する画面が出て、指定後、その
アプリケーション名がメッセージ編集画面に表示されます。
・スリープ解除:指定された日時に、スリープを解除します。(選択できない機種あり)
・スリープ: 指定された日時にスリープします。(選択できない機種あり)
・システム終了: 指定された日時にシステム終了します。
・予告表示:スケジュール動作の予告をする/しないを設定します。
このチェックボックスにチェックが入っていると、スケジュールの予告をします。
何日前から予告をするかは、「初期設定」で設定します。
・追加:現在の内容を、新規のスケジュールとして追加します。
・削除:現在の内容のスケジュールを削除します。(新規登録の場合は使用不可)
・設定:現在のスケジュールを、表示された内容に変更します。(新規登録の場合は使用不可)
・取消:スケジュールの編集を中止します。(新規登録の場合は登録中止)
メッセージは最大127文字まで。「アプリケーションを起動」を選択した場合、編集した内容は無効になります。
カレンダー上の日付を「option」キーを押しながらシングルクリックすると、もしその日に設定済みのスケジュールがあっても、指定された日付の新規スケジュールが表示されます。
5.スケジュールの表示
カレンダーの日付が四角で囲まれていたら、それはスケジュールが設定されていることを示します。この四角の色は、4.で指定した色になります。
大きいカレンダーを使っている場合は、スケジュールの内容の一部も表示されます。
6.スケジュールの実行
「メッセージを表示」を指定して、そのスケジュールが実行されたとき、MultiCalendarがバックグラウンドで動いている場合は、MultiCalendarに切り替える様に催促するメッセージが出ます。正面で動いている場合もしくは切り替えたとき、メッセージを表示したウィンドゥが現れます。
7.スケジュール・ファイルの使い分け
スケジュール編集画面ウィンドゥのタイトルに表示されているのは、現在使用されているスケジュール・ファイルの名前です。スケジュールは、MultiCalendar終了時にこのファイルへ自動的に保存されます。標準の場合は「Schedule.MCS」に保存されます。この名前のファイルが同じフォルダにあった場合は、起動時に自動的に読み込まれます。
別のスケジュールファイルを使いたい場合は、「ファイル」メニューから「スケジュールを別名で保存」で、ユーザー独自のスケジュールファイルを作成することが出来ます。(この場合、設定されているスケジュールが指定されたファイルとして保存されると同時に、現在使用しているスケジュール・ファイルも指定されたファイルになります)
次にユーザー独自のスケジュール・ファイルを使う場合は、「ファイル」メニューから「スケジュールを開く」でファイルを指定する必要があります。
8.その他
どれだけのスケジュールが使えて、現在どれだけ使用しているかは「アップルメニュー」の「MultiCalendarについて」か、「ファイル」メニューの「初期設定」で表示されます。
スケジュールの最大登録件数は、MultiCalendarに割り当てるメモリの量で変化しますので、もっとたくさんのスケジュールを使いたい場合は、Finderで、MultiCalendarを使っていない状態で選択し、「ファイル」メニューの「情報を見る」でMultiCalendarの情報を表示し、「メモリ必要条件」の「使用サイズ」を変更して下さい。
7.その他のウィンドゥ
1.バイオリズム
「その他のウィンドゥ」メニューから「バイオリズム」を選ぶと、 バイオリズム診断ウィンドゥが表示されます。下の3つのボタンは以下の通り。
・日付の指定:
表示する日を指定します。
・名前呼び出し:
診断しようとする人を選択します。
名前選択画面の中にリストが表示されますので、その中から選択します。もしその中に診断しようとする人がいない場合は「新規」で登録します。最大100名までの登録が可能です。
・危険日検索:
バイオリズムの曲線が、2本以上同時に変化期を通る日を検索します。
3本の線は、それぞれ身体、感情、知性を表していて、高調期の時は積極的で前向き、低調期の時は消極的で後ろ向き、変調期の時が一番不安定であるとされています。
バイオリズムのグラフの上には、左側に診断日、右側に診断しようとする人の名前、生年月日、生まれてからの日数を表示します。
カレンダー・ウィンドゥから日付をドラッグ&ドロップすると、その日のバイオリズムを表示します。
「編集」メニューから「コピー」を選択すると、バイオリズムのグラフをPICTとしてクリップボードにコピーします。
2.相性診断
「その他のウィンドゥ」メニューから「相性」を選ぶと、相性診断ウィンドゥが表示されます。
下の3つのボタンは以下の通り。
・日付の指定:
表示する日を指定します。
・本人の名前、相手の名前:
診断しようとする人を選択します。
名前選択画面の中にリストが表示されますので、その中から選択します。両方を選択しないと相性診断の棒グラフは表示されません。
この相性診断は、2人のバイオリズムから算出した波長の合う合わないを表示するものです。
相性診断グラフの上には、左側に診断日、右側に診断しようとする人の名前と生年月日を二つ表示します。
カレンダー・ウィンドゥから日付をドラッグ&ドロップすると、その日の相性診断結果を表示します。
「編集」メニューから「コピー」を選択すると、相性診断グラフをPICTとしてクリップボードにコピーします。
3.ウィンドゥの連携
バイオリズム診断ウィンドゥ診断する人を指定し、それから相性診断ウィンドゥを開くと、最初から本人の名前が選択された状態で開かれます。その逆の場合は、本人の名前で選択された人のバイオリズムが表示されます。
カレンダー・ウィンドゥから日付をドラッグ&ドロップすると、表示する日を変更できます。
4.月
「その他のウィンドゥ」メニューから「月」を選ぶと、月齢表示ウィンドゥが表示されます。
このウィンドゥを開いたときの日付と時間における月齢が表示されます。
カレンダー・ウィンドゥから日付をドラッグ&ドロップすると、その日付の時の月齢を表示します。
「編集」メニューから「コピー」を選択すると、月齢表示をPICTとしてクリップボードにコピーします。
5.予告
スケジュールを、予告を行うように設定すると、そのスケジュールを事前に表示します。
何日前から表示するかは、「8.初期設定」で設定します。
このウィンドゥは、予告内容があると現れます。任意に出すことは出来ません。
8.初期設定
「ファイル」メニューから「初期設定」を選ぶと、MultiCalendarの設定を変更することが出来
ます。設定できる内容は、以下の通りです。
・使用フォント:
カレンダーで使用するフォントを変更します。標準ではシステムフォントです。
・フォントスタイル:
「平日」「休日」「今日」のそれぞれのフォントのスタイルと色を指定できます。
スタイルと色の優先順位は「平日」「休日」「今日」の通りです。
スタイルまたは色で「変更なし」を選択すると、優先順位が上のスタイルまたは色がそのまま使用されます。
・スケジュールのマークを表示しない:
スケジュールが登録されている場合、カレンダー上の登録された日にマークを表示しますが、そのマークを表示しなくすることもできます。
・起動時にカレンダーを表示する:
MultiCalendarを起動した時に、カレンダーを表示します。
・バックグラウンドで起動する:
MultiCalendarを起動後、プロセスをFinderに切り換えます。
・終了後にスリープ解除を取り消す:
MultiCalendarを終了した場合、スリープ解除も取り消します。これを選択していないと、MultiCalendarが動いていなくても設定した時間にスリープが解除されることがあります。(一部機種でのみ動作)
・カレンダー位置表示:
新しいカレンダーを開いた場合、カレンダーは左上に表示されますが、その位置を変更したい場合、「記憶」ボタンを押すと、現在もっとも前にあるカレンダーの位置が新しいカレンダーの開かれる位置となります。標準状態に戻したいときは「消去」を押します。
・グラフ表示:
ウィンドゥの表示を、カラーにするか白黒にするか選択します。
・カレンダーの先頭:
ウィンドゥの表示を、月曜日からにするか日曜日からにするか選択します。
・追加したカレンダー:
現在カレンダーが表示されているときに、さらにカレンダーを追加表示する場合、本日のを表示するか、現在表示されているカレンダーの翌月のを表示するかを選択します。
・休日設定:
一年分のカレンダーが表示されますので、休日にする日、休日に設定する曜日、振り替え休日を設定するかどうかを選択します。
・予告:予告するよう設定したスケジュールを、何日前から予告するようにするか設定します。
9.特記事項
カレンダー・ウィンドゥ、バイオリズム診断ウィンドゥ、相性診断ウィンドゥ、月齢表示ウィンドゥで「編集」メニューから「コピー」を選ぶと、表示された内容がPICT形式でクリップボードにコピーされます。
「Option」キーを押しながら「カレンダーを開く」を選択すると、今年一年分のカレンダーが一気に表示されます。
「Option」キーを押しながらカレンダーを閉じると、現在出ている全てのウィンドゥが閉じられます。
Macintoshドラッグ&ドロップがインストールされたシステムの場合、カレンダー・ウィンドゥから日付をデスクトップにドラッグ&ドロップすると、日付データのテキストクリッピングファイルがつくられます。Macintoshドラッグ&ドロップに対応したアプリケーションのウィンドゥへドラッグ&ドロップすると、日付データがテキストとしてコピーされます。
1.3.5より、カレンダーの背景画をユーザーが変更することが可能になりました。
クリップボードにピクチャが入っている状態でカレンダー・ウィンドゥを一番手前に持ってきて、「編集」メニューから「ペースト」を選ぶと、そのピクチャが、現在表示している月の背景画として、ウィンドゥに貼り込まれます。
それ以後は、その月になると、ユーザーが貼りつけた背景画が表示されます。
背景画は、小サイズと大サイズで別々のピクチャを使用しますので、どちらにも同じ絵柄を使用したい場合は、両方に貼りつける必要があります。
従って、ユーザー背景画は12ヶ月×2の24枚となります。
背景画が貼りつけられたカレンダーに、さらにピクチャを貼りつけると、今までのピクチャは消去され、新しいピクチャが貼りつけられます。
貼りつけられた背景画を消去したい場合は、カレンダー・ウィンドゥを一番手前に持ってきて、「編集」メニューから「消去」を選ぶと、消去されます。
背景画の表示・貼りつけ機能を使用するには、MultiCalendarと同じフォルダに「MCBackPicture.res」というリソースファイルが必要です。また白黒モードでは、貼りつけ・消去機能は使えますが、背景画は表示されません。
背景画を使用すると、画面の書き換え速度は低下します。もし気になるようでしたら、一度MultiCalendarを終了させ、「MCBackPicture.res」ファイルを別のフォルダに移動させるかゴミ箱に捨てて、再びMultiCalendarを起動します。
・警告・サイズの大きいピクチャを貼りつけると、MultiCalendarの動作が不安定になることがあります。この場合は「MultiCalendarの割り当てメモリを増やす」「サイズの大きいピクチャを消去する」等の手段を講じて下さい。背景画貼りつけ機能は、ユーザーの責任のもとに行って下さい。
10. その他
1.MCS2Textについて
スケジュールファイルの内容を、タブ区切りのテキストとして書き出すことの出来るツールです。
使い方は、スケジュールファイルをMCS2Textにドラッグ&ドロップするか、「File」メニューから「Convert...」でスケジュールファイルを選択すると、スケジュールファイルの後ろに".txt"を追加した名前のテキストファイルがつくられます。
注意点;
・スケジュールメッセージ中に改行があった場合は、改行を除去して書き出します。
・コンピューターの日付の設定で、年の4桁表示をしていない場合、「98.12.31」のようになります。2000年を挟んだスケジュールファイルを処理するときは、コントロールパネルの日付の設定で、年の4桁表示をチェックして下さい。
11. トラブルシューティング
●起動しない。または起動すると、エラーが発生する
・System7より古いシステムでは動作しません。
・PowerPCのコードを、ユーティリティーを使って削除したMultiCalendarは、一部のPower Macintoshでは起動時にハングアップすることがあります。オリジナルを改変したMultiCalendarの動作は保証いたしません。
・MultiCalendarと同じフォルダに、パッケージに付属する以外の「MultiCalendar.res」という名前のファイルやフォルダがあると、誤動作する可能性があります。
●スケジュールを追加しようとすると、エラーが発生する
MultiCalendarは、同じフォルダにある「Schedule.MCS」というファイルを、デフォルトのスケジュール・ファイルとして、もし存在してなければ自動的に作成します。
そのため、CD-ROM等書き込みが出来ないディスク上からMultiCalendarを起動すると、スケジュールを保存することが出来ません。
メインのハードディスクにコピーしてお使い下さい。
●スケジュールを削除すると、エラーが発生する
スケジュールを全部削除した時に、エラーメッセージが表示されることがあります。
これは一時的なもので、それからの動作には支障ありません。
●文字化けする
英語モード(MultiCalendar.resがない状態)では、バイオリズムなどの表示はGeneva 9ptを使用しますので、日本語の名前を使うと文字化けします。日本語の名前を使用する場合は、MultiCalendar.resをMultiCalendarと同じフォルダに置いて下さい。
●スリープしない
スケジュールを「スリープ」+「実行後に削除」で設定すると、Power Macintosh 7500/100等では稀にスリープしないことがあります。また、AppleTalkをOnにしていると、警告のダイアログが出て、スリープしないことがあります。
一部の機種とOSの組み合わせでは、スリープ機能がないにもかかわらずスリープを選択できてしまうことがありますが、その場合も動作しません。
●新しいバージョンで、今までのスケジュールとデータベースが使えない
MultiCalendarは、同じフォルダにあるデータベースファイル(MultiCal.DB)と、スケジュールファイル(Schedule.MCS)を使用しますので、新しいバージョンのMultiCalendarとMultiCalendar.resを古いバージョンに上書きするか、古いバージョンで使っていたデータベースファイルとスケジュールファイルを新しいバージョンのMultiCalendarが入っているフォルダに
入れて下さい。
●印刷できない
使用するプリンタを設定していないとき、また途中でプリンタを変更した場合などは、プリンタ情報を正常に受け取れず印刷できないことがあります。
「用紙設定」で印刷用紙サイズを決定して、それでもだめな場合は一度MultiCalendarを終了し、再び起動して下さい。
●背景画をペースト出来ない
MultiCalendarは、背景画を同じフォルダにある「MCBackPicture.res」ファイルに保存します。
そのため、CD-ROM等書き込みが出来ないディスク上からMultiCalendarを起動したり、「MCBackPicture.res」ファイルが存在しなかったり、「MCBackPicture.res」ファイルがロックされていたりすると、背景画を保存することが出来ません。
●新しいバージョンで、今までの背景画が消えてしまう
バージョンを新しくしても、引き続き今までの背景画を使うようにするには、「MCBackPicture.res」ファイルを上書きしないで下さい。もし、新しい「MCBackPicture.res」ファイルで上書きしてしまうと、それまでにペーストした背景画は全部消えてしまいます。ご注意下さい。
●ペーストした背景画が消えている
MultiCalendarが正常終了しなかった場合、「MCBackPicture.res」ファイルへの背景画の保存に失敗することがあります。
ノート
こちらで動作を確認した機種は以下の通りです。
・Quadra 950 with SuperMac Spectrum24 PQD+
・PowerBook 170
・PowerBook 180
・PowerBook 160
・PowerBook Duo270c
・PowerBook Duo280
・PowerBook Duo280c
・PowerBook 520
・PowerBook 540c
・PowerBook 550c
・PowerBook 150
・PowerBook 2400c/180
・Quarda 650 with Grand Vimage
・Power Macintosh 8100/100 VC
・Macintosh LC630
・Power Macintosh 7600/200
・Power Macintosh 7600/132
・Power Macintosh 7500/100
・Power Macintosh 7200/100
・Power Macintosh 7200/90
・Power Macintosh 6220
・Macintosh Color Classic II
・Macintosh SE/30
・Macintosh Perfoma 5430
・iMac
スリープ機能は上記全てのPowerBookとPower Macintosh 7500/100で、スリープ解除機能は上記全てのDuoシリーズ、PowerBook150、PowerBook550c、PowerBook 2400c/180での動作を確認しております。
このソフトウェアについて
このソフトウェアは、1.3.6よりフリーウェアとなりました。使用にあたって、登録や連絡などの必要はありません。
特にバグには気をつけていますが、それでもトラブルがあるようでしたら連絡をお願いします。
なるべく早急に対応いたします。
変更履歴
0.1 in 29 Jun, 1995:初期テスト・バージョン。
カレンダー、バイオリズム、相性診断機能を実装。
0.5 in 21 Jul, 1995:追加機能実装テスト版
スケジュール管理機能を追加。System7以前のシステムでのサポートを断念。
1.0 in 25 Jul, 1995:リリース版(但し一部エリアのみ)
休日設定追加。初期設定項目を追加。
1.1a in 8 Sep, 1995:Power Macintosh対応
FATバイナリー形式でリメイク。
1.1b in 8 Nov, 1995:マイナー変更
PowerMac 7500/100での動作不安定を解消
1.2 in 12 Dec, 1995:ウィンドゥメニュー変更
月齢表示ウィンドゥを追加するとともに、ウィンドゥ表示ルーチンの見直し。
オンライン初公開。
1.2.1 in 27 Dec, 1995:マイナー変更
Macintoshドラッグ&ドロップに対応。
ファイル変換ツール「MCS2Text」を添付。
1.2.2 in 1 Feb, 1996:マイナー変更
先月または来月のボタンでポップアップメニューが出るようにした。
月齢計算ルーチンを変更。
1.3 in 11 Apr, 1996:操作仕様変更
スケジュール管理を独立したウィンドゥで行えるようにして、操作仕様を変更。
去年または来年のボタンでポップアップメニューが出るようにした。
バイオリズム、相性診断機能で最後に呼び出した人を記憶するようにした。
カレンダー・メニューを全てのウィンドゥで使えるよう動作を変更。
1.3.1 in 30 Apr, 1996:バグフィックス
カレンダーの表示バグを修正
1.3.2 in 9 Apr, 1997:開発環境の更新に伴う内部コード見直し
起動後にプロセスをFinderに切り換える機能を追加。
その他のウィンドゥのオープン状況を記憶。
1.3.3 in 22 May, 1997:スケジュール管理機能を強化
スケジュール設定のマーク方法を変更
スケジュールの予告を行えるようにした
1.3.4 in 10 Nobember, 1997:新OS対応
PowerBook 2400c/180で、スリープ解除が動作するよう手直し
1.3.4r2 in 27 Nobember, 1997:マイナー・バグフィックス
Perfoma 5430で、システムエラーが出るバグを修正
1.3.5 in 20 March, 1998:内部構造変更
内部構造を見直し、安定性を向上させる
ファイル変換ツール「MCS2Text」を手直し
カレンダーに背景画を貼りつける機能を追加
1.3.6 in 12 Jan, 1999:内部変更
バイオリズムに、生存日数表示を追加
カレンダーの表示方法を変更
OS8.5で、一部表示がおかしくなるのを修正
このバージョンよりフリーウェア化することにより、登録機能を削除
使用許諾契約
本ソフトウエア「MultiCalendar」及び付属する文書は(株)イメージリンクが著作権を所有するものとし、また、本ソフトウエア及び付属の文書について、明示または暗示されたいかなる保証も提供するものではありません。(株)イメージリンクは本ソフトウエアの使用または契約違反や保証に起因する、使用契約者や第三者へのいかなる利益の損失や直接、間接、偶発的損害についても、何らの責任も負うものではありません。
配布、転載および譲渡する場合の条件
ユーザーであるお客様およびは、本ソフトウェアを他人に配布することができます。この場合、代金または手数料をとることはできません。営利目的に利用することは、いかなる場合でも禁止します。唯一の例外は、パソコン通信におけるネットワーク上の公開されたライブラリー等にアップロードする場合です。本ソフトウエアを他人に譲渡した人は、本ソフトウエアがシェアウエアであり、無料でないことを説明されるようお願いします。
また、配布、転載および譲渡する場合には、ダウンロードした改変されていない圧縮ファイルの形式に限り行うことが出来ます。改変された圧縮ファイル及び単体でのファイルの配布、転載は、作者の許可なく行うことを禁止します。
--
田中 康之 ( Yasushi Tanaka ) @ (株)イメージリンク
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